スパンクレープって?

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繊維の分類として長繊維(フィラメント)と短繊維(スパン)と言うわけ方があります。シルク羽二重、ポリエステルジョーゼットなどがフィラメント織物の代表、綿ブロード、綿クレープなどはスパン織物です。ポリエステルなど合繊は長繊維として製造しますがわざわざカットして綿状にして紡績で紡いで短繊維にもできます。近年中東の民族衣装(トーブ)もともと綿織物だったのがポリエステルスパンに完全に置き換わってしまいました。合繊の改質で綿に負けない吸湿性 速乾性、同じ白でも何十色と染め分けられる 染め加工のバリエーションのつけ易さから現地ではメイドインジャパンの独壇場になっています。ナチュラル嗜好の織物ならカジュアルアウターならフィラメントよりスパンだろうと考え、試作を重ねて完成したのがスパンクレープです。勝手にネーミングしました。

日本人は私ひとり 完全アウェーの乾杯勝負

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右隣のカンペイ親父また来たーっ なんせ軍人上がりで酒の強いこと強いこと そいつが
やたらとカンペイ強要するものだから 乾杯は一回だけと中国語覚えてきたのに オーケー
オーケーカンペイときやがった 写真でみると深ーい話をしてるみたいですがたいした話は
してません 中国の人件費上昇と円安で実習生派遣制度が厳しい局面になった話
確かに1年前は1元12.5円がホテル両替で17.2円  織布工の賃金が4500元 
大卒初任給はその半分以下 任君によれば仕事の内容からしてそれは正常な姿 大学卒
多すぎる 質も低下仕方ないよということでした

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中秋の名月 in上海

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1年ぶりの上海出張  昨年は反日デモで大変でしたが 今回は難も無くて
食事に連れられてレストランに入る前の路上で いい月が
中国では仲秋節 19~21日まで3連休 一晩中花火やら爆竹でうるさい
上海浦東空港で仲間2人は別方向へ 通訳の任君だけが頼りだが
後のメンバーは昨年と同じ  じつは酒好きなのですが白酒だけは どうも
苦手 あ それとシャンツァイの香りもいまいち 根性いれて負けるものか

割繊糸10デニール無地染でつくりました

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ポリエステルながらシルク羽二重タッチに上がったのでミセスを念頭にシックな色だろうと
これはディープブルーというかアイアンブルーですね
ドレープの出かた、透け感 手触り 目論見どおりに上がりましたが肌さわりとか
着心地 軽さはどうでしょうか ここまできたらモニター兼モデルがほしくなってきた
誰か探そう

懐かしいポリシルクミックスオーガンジー試験です

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昭和30年代に大ヒットしたシルクオーガンジー アメリカ輸出ですごい量が
つくられました。 生糸をセリシン残したまま先染めして、タテヨコに織ります
かせ染あるいはハンク染といって今でも藍染や大島の染と同じ手法です。
生産性とコストの面で現在ではチーズ染(コーン形状のボビンに糸を巻いてボビン
のまま染める )が主流になっています。 シルクもチーズ染できる工場できました
そこで試験染したシルクの糸をよこにして経はポリエステル どちらも黒なので
写真ではわけがわからないほど見えません 実物でもこれほど細い黒糸は
どこに糸があるのか見えません。 国産のシルクオーガンジーは今でも一定の
需要があって中国からははいってないようです。 お客の要望でシルクミックス
オーガンジーを作れとのこと 今日しかけました 表面感はちょっと綺麗すぎる
印象ですが最終加工が終わってからの判断です。

我社ヒット商品の内幕

現在大半の織物は液流染色機と呼ばれるタイプの染機で染色
しています。 汎用性に優れて便利な機械ですが生地端末を
結反して何百mもつなげたまま引っ張って回すので生地のヨコ方向は十分収縮しますが、タテ方向に引っ張られるため収縮率が不足し、タテシワがはいりやすいのが欠点です。
そこで新タイプの染色機 生地をひっぱるのではなく、空気で押し込むタイプができました。 
             エアフロー染色機の仕組み 

日本全国で5~6社しかまだ導入されていない この機械で弊社の
10デニールで織った生地を染色加工することで年間1000反販売できたアイテムがいくつもできました。残念なのは主な市場が日本ではなく中国、欧州だということ   まだまだバリエーション広がる可能性がある分野です。

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今流行りの接触冷感素材で 思い出した昔のシャツを

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レーヨン100%の生地でつくられたシャツが夏場
着ていてすごく気持ちよかったのを思い出しました。
20年以上前ですが その当時クールビズだの
接触冷感などという言葉もなかったけど調べてみて
清涼感を感じる仕組みが分かりました。



触冷感の仕組み

熱伝導率の大きいもの   レーヨン キュプラ
吸水速乾性の強いもの   改質ポリエステル
が良いということでこれらが今接触冷感素材と謳って
市場に出ています。
そこで思いついて試験です。 今研究中の割繊糸
を経糸に緯糸をレーヨン キュプラ テンセルで
皮膚にまとわりつかぬようさらにドライタッチにするため
バーズアイの織り組織にすればいいかもと考えた次第 
冷感の指標もあるみたいだから 今シーズン 間に合わなくとも
 このさい徹底的にやってみよう

さあプリントが上がってきた

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兵器モノフィラメント割繊糸の羽二重に インクジェットプリントをためしてみました。 
モノフィラメント故に撚りをかけずに織ることができます。織り上げたあとで加工で
繊維がバラバラになり羽二重の風合いが狙いどおりに出ました。 無地染のものは
今製品に作成中 出来上がったらアップします 
しかしオリジナナル柄の作成は難しい。 助っ人がほしくなります。

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使用糸量の計算ミスで

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ヨコイトに5色使う生地で パープルとイエロをミスしてあべこべに
計算してしまい あと3反というところで染糸ぎれ 染工場混んでるから
6月半ばまでかかるよというのが  無理して早めてもらって大助かり
今日再稼働です 糸屋さん 染め工場さんに感謝感謝
納期先行してたのでお客に迷惑はかけずにすみましたが ちょっとの
ミスでロスが出ますね ロスゼロはなかなかむずかしい

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