ユーチューブで仏教講義を聞く

いつ死んでも後悔しないために。。。という主題でキルケゴール 

ハイデッガーの話 ラテン語勉強してのちドイツ哲学の迷宮突き進んで最後にはキリスト教ににも解は得られないと後には 量子力学の シュレディンガーもこの解は東洋哲学、仏教にありそうだが我々の言語では表せないと そりゃそうだ 論理好きな理屈っぽい土壌から生まれたマルキスジム、共産主義が世界にどれほど災厄を及ぼしたか、20世紀最凶 最悪の思想が生まれた事 ドイツ人は認識したほうが良い 共産主義 から必ず生まれる共産党は共産主義を信じない共産党を生み共産党主義に変遷し独裁政治大好き、独裁者を必ず産む、過去あまたの独裁者から現在の北の金デブ,近平、プーチンみな共産党主義の申し子だ 何千万と人を殺した 共産主義など信じていない 元凶はドイツが生んだカールマルクスに帰趨する

さらにそんな思想が生まれる所以は宗教だ 神は人と契約を結び主従関係を強いる 人は神のしもべとなり、幸不幸すべて神の思し召しと受け止め種々の戒律の中で天国への狭き門を目指すのか? 神は人の命を召し上げ゛てどうするの? いい加減にしいや 神の名のもとに聖戦として殺し合いをしてる連中に何もできない野郎自大の全能の神よ ええかげんにしいや 悔い改めよ ここまで持ち上げてきた人たちに責任がある

東洋には人と個々に契約をむすぶ絶対神などなく、それぞれ専門分野で人を助ける多くの神々がいた おそらく神と仏の戦いがあったろうが2500年前には決着がついており神々は仏を信ずる人々を守りますと釈迦に誓約を立てる場面の記述が法華経陀羅尼品にある 神とは本来人を守る立場 命を召し上げるなどと とんでもない、時には人から叱責される立場 その昔佐渡に流罪中の日蓮聖人 

元寇が近い今こんな所にいる暇はない この日蓮を何故に助けぬか この怠慢を霊鷲浄土の釈迦如来にきっと報告するぞと大音声で神々を叱責したのは歴史にある有名な話 知る人ぞ知る 知らない人は知らない

人は何のため生まれるか何のために生きるのか この命題を哲学でさんざんもんで最後に宗教にに尋ねても答えはない 東洋では簡潔明瞭 人は仏になるために人として産まれる そして仏になるために生きる これが答え じつに簡単明瞭 現実世界で残酷悲惨な目にあい悲しいことは同じだが その理由を神に問い怒りをぶつけたり思し召しと受け入れることも無用だ 今ウクライナ。パレスチナで実に多くの人々が悲惨な目にあっている 原因は敵対する神や守ってくれない自分達の神にはない 理由はすべて自分だ 何故この土地に生まれ何故悲惨な瞬間 なぜ、そこに何故その時間にそこにいたか 自分の前世、そのまた前世の因による したがって責任はすべて自分だ 野郎自大な神をせめても仕方ない 自分の生まれる前のことに責任の取りようがないではないか? そのとおり責任の取りようがない 現在の自分の不幸は過去世の因の結果と自覚せば、仏教には現世も過去世もひっくるめて救われる妙法がある 命は死なず六道を輪廻する

地獄、餓鬼、畜生、修羅,人、天の六界 際限の無い苦しみの地獄界もっともっとと際限のない欲望ばかりの餓鬼界、本能のまま生きてる者ばかりの畜生界、争い殺し合いの修羅界、人間界、楽しいことだけの天界、この六道界を廻るのだ 人間に生まれた時に 人間だけが仏になれる一生のチャンス 唯一仏になれる生物だから ゆえに人は尊い、仏になって初めて六道輪廻から離れられる。 この六界の上に声聞界,縁覚界、菩薩界、仏界とこれで十界

この十界はそれぞれの界に更にこの十界を互具し計百界となる つまりそれぞれの界のなかにも十段階ある 地獄に仏とも言うではないか 10界×10界で100界が30の世間にあり三千大千世界となる

量子力学の多元宇宙?多次元宇宙? の世界かわからないがこれが仏の世界観 十界論 この理を知らない西欧の識者、賢者は神との葛藤の下に思想、文学、音楽、美術、芸術、壮大なものを生んだが、不幸な葛藤のゆえであろう かわいそうなことに仏教を知らない 仏教では知ってて悪をおかす者より知らずに悪を犯すほうが罪が重い 知らないことは悔い改めるチャンスがないからだ 知らなかったから過失責任は問われないという法は仏法には無い 縁無き衆生は度し難しと仏は言われる 明治天皇の御製にある ”世に優れたる妙法あり人として生まれ、いかに巨万の富を得ようと、いかに権勢の高みを極めようとこの妙法に会わずに死してまた幽冥界(六道界)へ戻るなら人として生まれた甲斐がないではないか すべからずこの妙法に会え” と 死んで仏になる 死んだら仏  刑事ドラマの被害者はホトケ

馬鹿いってはいけない 死んで仏になるものか 生きてるうちに仏になってこそ六道界を離れて仏の世界へ入れるのだ  

日本に仏教が渡来した当時より日本人は深淵な教義より 苦しい人生から逃れ、救ってくれる仏法にすがった 極楽浄土に生まれることを願った そう釈尊は仏とは何か経典に表しても、どうしたら仏になれるのか秘した仏法を 突き止めた人々 平安末期から鎌倉時代に後に13宗と呼ばれる教団の宗祖、開祖だ 人が仏になれる法を体得した人達だ だがこの秘密の仏法を文証として明かした宗祖はなく口伝で繋げたが,代を重ねるうちにみな散逸してしまった

現在各宗派には残滓の儀式が残るばかり 日蓮系,真宗系の教学部長など末節の教義を散らかすだけだ、仏法から離れるばかり 真宗は東西とも

“てつぎの寺の坊主の読経で成仏を願うは愚かなり”という蓮如上人のお文を寺の都合の悪い部分をバッサリ削除してしまった まさに縁なき衆生は度し難し 仏法から最もほど遠いのは寺つき坊主だ

現代の日本は古来ひぐらしに苦しむ衆生より生活は楽だ したがって極楽浄土へ行きたいと必死に願う人は少なくなった ならばこの理をしらぬ人達はロシア。ウクライナ、中東の度し難い人々とどこが違うか

後生恐るべしこの仏法に縁した人みな釈尊の仰せにより秘密を守る

人は言うなといえば言いたくなる 言うなは言えよ。。とこんな下卑たことでなく13宗の宗祖はなぞかけを多く残している これはいじわるでなく後の衆生に 探し求めてこの縁に会ってほしいと願うから 正法眼蔵なぞとんでもないこと書かれている おそらく道元禅師教学を延々書き連ねた最後にこれに全く触れずに終われないと思ったか なんだこれは自力の禅師がなんで絶対他力を、とんでもない謎かけを残したものだ

ボスは発病前、素粒子物理学の本を読むのが好きだった よんでもさっぱり解らない わからないから面白い又読む、同じ本をなんどよんでも解らないけど面白い 若いころ歎異抄解説本さっぱり解らず2,3度で諦めた 宇宙インフレーションを最初に海外と同時発表した佐藤勝彦博士の本が面白い いわくこの宇宙に素粒子のような生命があっても驚かないとあります さすが一流の科学者はさもありなんと

日蓮聖人いわく ”仏法即世法 世法を極める人は既に仏法を得たりか “  驚いた佐藤先生すでに仏を見たりか 

人は死んでも魂は残るという 魂とは命そのものだ死は命の相転移

死んだ命は六道巡りの旅立ちだ いつまでもそこにはいられない人の思いでのうちにあるだけ いまだご存命のダライラマ法王はダライの生まれ変わりを探すのは私の代でやめると仰せだ 後生を尋ねられた法王は 虫けらかもしれないとおっしゃる 千日回峰を2度成し遂げた行者 京都新聞の記者に仏は見えましたかの問いに 人間は人間まだ修行は続くと よくよく考えても絶句しかない 人生は短いのだ無駄に時間を、、、山を駆け回って仏になれるなら猿はみな仏だぜと言い募った毒舌和尚がいたっけ 縁とはおそろしく、有難いものだ 人身受けがたくすでに受く 仏法会い難しすでに会う 有難いものだ

 魂の質量を調べるため死の直前、直後の体重を測った人がいたらしい 正確に何グラムとか分かったとか 知らんけど 

今月の末でボスは人生の第三四半期をこえる そろそろだ、この不都合な体を離れて自由な後生が始まったら時空を超えられるはずだから人より先に火星をみて宇宙の端の探検だ 今年もあとわずか年が変われば21世紀もあと2年で第一四半期終了だ 希望の21世紀と思ったが いやいや大変な凄まじい世紀だこと

ボスのつれあいのトモはなくなる前日まで働いていた母親に倣って死ぬまで現役が口癖で 昨年は大腿骨骨折、ボスの手首粉砕骨折で同時期に仲良く入院したのにびっこ歩きでよく頑張る 小学生の頃からのお客で大学から留学終えて頑張ってるバイオリニスト、先ごろ、ご来県の今上陛下の前で文化祭の開会宣言と演奏したその子の最新ドレスを手掛けた 面倒な亭主の世話しながら、よくやるものだきっと後生はボスよりずっと上の位だろう 仏の世界は階級社会  ではなかった位わけの世界だから ご本佛と下っ端の仏と考えてくれたまえ そりゃさうだろ阿弥陀如来やもろもろの偉い仏たちと同列であるはずがない 下っ端シンマイのホトケであっても時空を超えてひとっとび宇宙の謎がすべてわかる 偉い仏様から キミ 

もいっぺん人間界へ降りて修行して衆生済度しておいで なんていわれないよう 目だたーぬように はしゃがーぬように 似合わーぬこーとは無理をせずー 静かに楽しくやるさ

今東欧、中東で悲惨な戦争が 世界が援助して不幸な人々を助ける、それが悲惨な命を数日、数月、数年生き永らえたとして、それが? 根本解決に? がんらい和平とは人々に厭戦気分が蔓延してようやく達成するもの 日本は戦争に完全に負けたが、ベトナムは?アメリカは負けたがベトナムは勝ったとはいえず、負けなかっただけだ 世代をついで続くかと思われたが戦後50数年の今をみれば両国とも仏教のしかも大乗仏教の国だ 西欧の国々とは明らかに違う、これからも何世紀も続けるのかね? これまで何世紀も誤りの神の信仰により殺戮を続けてきた業は深い 助けた人も助けられた人も因と縁を紡いでいくのだ

釈尊の この経は東方に縁あり との仰せを体感した現代の聖哲が、兵庫県加東市に建立した三宝山念仏宗無量寿寺

念仏宗の総本山だが 信徒3万余りの時代に建立 ボス発病前参詣のたび東南アジアからの参詣者に会ったが一番多いのがベトナムの人達だった 今信徒10万余り今秋その隣に石造りの壮大なナーランダ大学が落慶 昔インドで数万の学生を集めたナーランダの再建 法要には信徒のタイ王女も参列された 全世界から学僧を受け入れ 大乗教義を学び母国へ戻りこの経を広めよと 仏教東方東漸の次の段階ここまで2500年 仏の壮大な計画 これで中東、東欧の戦争終了も早くなる 東から西へ伝播,広宣流布 今度は2500年もかからないだろう 

いつものごとく書き散らかしが長くなった 主題はなんだ? そうだ、いつ死んでも後悔しないためにだつた ちょっとおかしいぞ いまどきの真宗の坊主 死んだら終わりや なーんもない だつたら後悔する主体もいないだろう この命題は命終を迎えて後悔しないためにと変えるか または ”死んだら解ることやけど” を前段に付けるのが正しい

結論 ボスは死なないこの不都合な体から命が離れるだけ命の状態の相転移 令和元年5月4日から面倒な辛い体だが 若い頃はそこそこ頑張ってくれたし 楽しい事にもいっぱい会えた この体のおかげ いとおしい 有難う 心身の心はいまいちだが身のほうは、ほめてあげたい 

仏教では色心不二ともいうが、 細かいことは言いなや 

そこが人間の醍醐味や

               令和5年10月31日 誕生日 75歳