図書館で発見

すごい本を発見 ジル ボルト テイラーという神経解剖学の気鋭の学者が自らの脳出血の発症から手術 リハビリから復帰するまでの話 左脳動脈瘤破裂出血

左だから言葉や数字時間の意味すべてを失う すべてを赤ちゃんから理解し直しだから大変だったと思うが

左脳は論理的思考脳、右脳は感覚的感情脳 左の脳が壊れた分右の脳が補完的に働いて平和な安らぎと幸福感、心地よいニルバーナ(涅槃)の境地に浸れたと

左脳が回復してこの心地よさが失うかも知れないのが心配だったあります。ボスは右脳だから反対部位なので、ずいぶんと違う 心地よい夢などほとんど見ないしむしろ昔のネガティブな思考や寝覚めの悪い夢が多い もともとの自分は感覚人間で物事の決定は好きか嫌いかで 損得の論理的判断はすべて後ずけで考えていたような   仕事の中心はテキスタイルデザイナーで新しい生地を考えることだった  数字の計算わけても資金繰りなどは嫌いだった。右がやられたからなおさら楽しいこと心地よいことを夢見る力を喪失したのかもしれない ネガティブなことを思い出すことが多い  退院して1月後悲しくて一度だけ泣いた 20年ぶりに   しかししかし体は不自由 痛いが頭の左は壊れてないので 記憶は保全されてる 計算能力も死んでない 多少発声が悪いほかは人とも会話問題なし

これは右側損傷で良かったとすべきかも  伊集院静氏はくも膜下で5カ月闘病で仕事に復帰されたとあったがなかなかその気配は自分にはないな