織物のナチュラル嗜好は変わらない

あらゆるテキスタイルがより軽く薄くという方向に向かって限界まできています。

薄くするには糸を細く密度を粗くしますが、アウターとして必要な強度を確保する
にはおのずと限界がオーガンディやシフォンは元々薄地で密度の粗い織物で、
弊社のオリジナルオーガンディ  No18は世界一薄くてソフトな先染
織物として開発成功して今日まで続いてますが、ライバル会社が弊社の15dを
上回る10d(デニール)の後染めオーガンデイを出してきて世界一の座は奪われ
ました。
スカーフやショールにはとても素敵な生地で”天女の羽衣”としてパリコレ
で認知されていますがさすがにアウターとしては無理なようで゛す。
いまは別の商品として棲み分けされていますが世界一を奪われた少し残念

綿、ウール、麻は短繊維で天然繊維で長繊維はシルクだけ ポリエステル、
ナイロン、レーヨンなどの化合繊は長繊維です。
近年のナチュラル嗜好からすると素材は何にしても短繊維のほうが手触りの
やさしさなどから好まれるのかも、綿の改質技術の進歩で凄く良い糸ができて
います。 
我社は絹織物からスタートした長繊維織物の工場でしたが近年はタテイトに
ポリエステル、ヨコイトに綿という風に長短複合織物が大半です。 
うれしい記事をみつけたのでご紹介をします。 
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コットンとポリエステルの良さを兼ね揃えた「パラシュート」  わかる人には
わかつてもらえるんですね

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