ブッダ、釈迦如来、釈尊はインドに釈迦族の王子として人間に生まれた なぜかインドに なんのために 日蓮聖人曰く ”釈尊出世の本懐は人の振る舞いにて候ぞ” 仏界、 兜率天の仏が衆生教化のため人間界に下生したところ人の宿命四苦八苦 生老病死の生まれる苦しみのあまり前世忘れた 以降人間シッダルタは仏になるため修行のすえ35歳の12月8日大悟覚醒、仏となった 結果人は仏になれるという証拠を衆生に見せた以後四十余年にわたり八万法蔵と言われる経典の元となる説法で人々を教化した 2500年前まだ文字が無かった人々は記憶を間違いなく留めるため数年ごとに数百人集まって結集という確認作業をしてその教法をつたえた そうなぜ釈迦はインドに誕生したか その訳はインド人が記憶の天才だから
その当時も今も彼らの記憶力はすごい ・・・閑話休題 ボスが現役のころ6.3mが一循環の大きな柄を置いたサリー(コンピューターサリー)が流行ってインド人と商売したが彼らの記憶力にたまげた 交渉の細部までメモなど一切とらないのだ 価格に関する商売事とは言え大したものだった・・・
時代は下り文字ができるとパーミー語、サンスクリット語に文字おこしされ記憶は経典となりこの経は東方東漸と書かれた 何故か
亀茲国(キジコク)の羅什、のちの鳩摩羅什(クマラジュウ)、羅什三蔵は師匠より この経は東方に縁あり 汝東方にこれを広めよといわれ中国へ、唐の時代か皇帝の庇護を受け数百人の翻訳僧を駆使して 現代日本で読誦されている阿弥陀経 妙法蓮華経二十八品を漢訳した 何故か
釈迦の経典を文字にするに漢字、漢語が最適、最高の文字だから漢字1文字に意味があり2字 4字熟語の意味 深さ 広さ 最小の文字数で最大の伝達と表現力というか 例えるなら 色即是空 諸法実相 少欲知足 不惜身命 不退転を英訳するとしよう いかほどのワード数を要するか
古代中国は漢字と体系化の名人だった 釈迦仏教が中国へ渡ったわけである そして東方東漸 さらに海を渡って日本へ 何故か それは 日本には日本人がいるから だから何故か
日本人は保存の天才、かつ行間を読む、心を読む、空気、景色を読む天才 大陸で散逸した古代仏教書、歴史書、歴史遺物が日本には残っている 人は仏になれずとも 釈尊成道の時の心象風景が忖度、共感できる 35年の修行のすえ仏に到達した喜び、歓喜 忘れていた前世を思いだした だから成仏を覚醒ともよぶ 経典から極微は精子の雌雄判別から極大は宇宙の広さまで見通すブッダが 人間の喜び、悲しみ、つらさ、さびしさもろもろを体感したあとの歓びや如何に
そうそれは すべてのよろこびを包含したワビサビのこころだ
インドから中国を経て日本にたどり着いた仏教の教学は日本人に徐々に浸透した ほとんどの高等宗教は 殺すな盗むな犯すな騙すなを禁忌として造物主としての神が説く 仏教では因は縁にふれ果となって報いる因果の理法をもって観察者の怜悧な目で見て仏が説く その戒の厳しさは他を圧倒する いわく見殺し、盗み聞きも殺し盗みと同罪 美人を見て気が惹かれたら邪淫の罪、人の罪を犯すを咎めねば己も与同罪 十悪をおかさねば、 動植物の命を取らねば 人は生きてゆけぬ身であることをまず自覚せよと説く だから自覚の宗教という 様々な教えとともにまた 人は仏になれる 仏とはいかなるものかどのように見えるかと事細かに記述ありながら どうしたら仏になれるのか まったく記述なし
そう ”How to making a Buddha” が書かれていないのだ 秘された 古来よりハイテク好きのオタク日本人は俄然これを探求した 千日回峰を成し遂げた行者に京都新聞の記者が真っ先に聞く 仏さんが見えましたかと
仏を見る人仏になると経典にかかれていることを知っているからだ
日本のルネッサンスは鎌倉時代であろうか 自我の目覚めとすれば
現代まで続く日本仏教13宗の過半は鎌倉時代に立宗され、それぞれの宗祖、開祖の方々は間違いなく仏になる道を体得された方々である だがどなたもそれを明かしていない 何故か 釈尊が秘したから とは言えおおくのなぞかけや状況証拠から推測できることは多い この点に簡して宗派の違いなぞどうでもいいことである
何故か
自分の信仰の最終目標を考えてみれば分かることだから
正法、像法、末法の三時、今既に末法万年にはいって白法穏没 ビャクホウオンモツ 釈迦仏教の功力消滅と説かれる
その兆しは? ある それは何か
13宗の浄土真宗 本願寺派東西とも蓮如上人の御文大事なところバッサリ棄却 法事の読経、観無量寿経の省略、あまつさえ死んだら終わりや何もないとのたまう坊主の多いこと 創価学会は日蓮宗富士派を本流とし 何かと日蓮大聖人をさけぶが『行学の二道励みそうらえ、行学絶えなば仏法はあるべからず』をどう読むか、選挙を法戦とよびまるで行のごとし現状やいかに 支持政党が悪いのか学会が悪いのかいずれも誤りは宗祖、開祖の心を忖度出来ぬほど信心が劣化したから起きた
像法時代の最澄 伝教大師は末法に恋焦がれた 何故か
末法に白法穏没 後に大白法興る と書かれているから 涅槃経だったか忘れた
今キリスト教国で人工中絶是か非かで国論が二分、イスラム教国でスカーフをめぐって荒れている どちらも愚劣極まる 正答を知りたければ日本人に聞け 仏教徒に 真摯な仏教徒でなくともたいがいの日本人なら答えられる 何故か 2000年続く仏教徒のDNAが備わっているから
仏法中道 仏道を歩むにすべからく中道を行け 仏道に王道,覇道,奇道なし、正道すらなし 中道とは中間、中央にあらず極端を排すこと 子供を人工的に産まない権利などあろうはずもないではないか 何たる傲慢 生命こそ仏教の主題 仏とは無量寿、無上に尊い生命体のことだ なんにしても自分で決めたことには因果の理法に基づいて我が身が果報を受けることを謙虚に覚悟することだ 自己責任で、 政治マターにすることではない スカーフのせいで人殺しなど論外いったいどこの神が言っているのだ ゆえに仏教には原理主義とドグマによる過ちは圧倒的に少ない
中世末期 近世の入り口、ザビエル以降日本に布教に来た宣教師たちがみな鬱になって帰国してのち、日本向けにバチカンは教義を変更した 無学の百姓たちの質問と追及に耐えかねて 神さまはなんで地獄で苦しんでる爺様を助けてくれんのけ 全能なのに無慈悲でないかのう
道を求むるに己のうちに求むるを内道 外の造物主に求むるを外道という 仏教とその他宗教の大きな差異である その昔に優劣はとうについており 先のローマ法王も仏教の智恵には優れたものがあると認めている さすがに立場上負けたとは言えまい
釈尊の予言どおりに大白法がすでに興っている
それは 日本は兵庫県加東市にある大伽藍 念佛宗三寶山無量壽寺
仏教がなぜ チベット、大乗、上座部と別れたか何の差異があるか 釈尊の原点に帰れの一声で誕生した大寺院だ 釈迦誕生日の4月8日にはアジアの王族、法王、はじめ一般の仏教徒が世界中から集まり仏恩報謝の祈りを捧げる 知る人ぞ知る 知らない人は知らないコロナでここ2年中止しているが来年は是非とも再開されるよう願う タイの法王など歴史上国を出たことのない人が初めて国を出て日本でチベット仏教のダライラマ法王と会談、ここに大乗、上座部、チベットの大合同、世界の仏教徒が集える場所をと建立されたのだ これがインド中国をへて日本へ渡すため多くの先人が大変なご苦労を重ねられた仏法東漸の訳 そして釈尊の予言どおり東方の日本において大白法勃興するのである