オパール加工の概略

上の生地はお客様が探し探し求めてようやくあざみやにたどり着いて無事納品できたものでオパールプリントオーガンジーです きょうはこの加工技法と生地の背景などを少々 オパール加工とは(Burnout バーンナウトともよぶ)かなり古くからある織物加工のテクニックで酸に溶けるセルロース系繊維、(綿,麻、レーヨン)を耐酸性繊維(シルク、ポリエステル)とミックスして織り上げてできた生地から綿やレーヨン、麻を部分的に溶かして(酸で焼き上げて)  生地の厚みにトーンをつけて柄の面白さを強調する手法です 溶かした部分が透け感が強くなります  これは20dのポリエステルに75dのレーヨンを巻きつけて撚りをかける(交撚という)  これをタテイト20dポリエステルのヨコイトとして織り上げてプリントする時に普通の染料と酸をいれた染液で染め分けて乾燥後熱処理するとレーヨンが焼け溶けて出来上がり 30年前に我が社でずいぶんつくりましたが今日本で作れるとこはないでしょう 理由はコストと在庫問題 織物の価格は生産ロットで決まりとくにプリントなどは型代がかさみ少量生産ではラインを動かせません 当時はそのロットを乗り越えて在庫を抱えて販売する業者がいましたが現在はどの会社もそんな業務は認められません してがって新規の生産は不可能で今あるものはすべて30年前の物です   かくて年年歳歳幻の織物が増えてゆくのでありました

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